医療機関や薬局様向けの電子カルテや医療事務(レセコン)システムのご提案 [ 株式会社ポップ・クリエイション ]

電子カルテのセキュリティは本当に大丈夫?情報漏洩の原因と対策について解説!

電子カルテシステムは今や医療現場における必須のツールとなりましたが、それに伴ってセキュリティの問題も大きな関心事となっています。

患者様の大切な個人情報を守るため、医療機関はどのようなセキュリティ対策を講じるべきでしょうか。また、情報漏洩のリスクを最小限に抑えるための具体的な方法はあるのでしょうか。

この記事では、医療機関が直面するセキュリティの課題と、それに対する効果的な対策について詳しくご紹介します。情報管理の責任者はもちろん、これから開業を考えている医師やクリニック経営者の方はぜひご覧ください。

株式会社ポップ・クリエイションは、医療機関・調剤薬局・企業・事業主の皆様への良きアドバイザーとして、九州地方を対象に電子カルテ・医療事務システムの導入支援などを行っています。電子カルテの導入に興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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電子カルテのセキュリティは本当に大丈夫?

近年、医療機関における電子カルテの導入が進んでいます。電子カルテは、紙カルテに比べて利便性が高いだけでなく、情報の共有や分析にも役立つため、医療の質向上に貢献することが期待されています。

しかし、電子カルテにはセキュリティ上のリスクも存在します。万が一、患者情報の流出などセキュリティ事故が発生した場合、信頼を損なう大問題になりかねません。

電子カルテを安全に利用するためには、情報漏洩の主な原因やセキュリティ対策についてしっかりと理解することが重要です。

 電子カルテの情報漏洩の主な原因

それでは、電子カルテにおける情報漏洩の主な原因にはどのようなものがあるのでしょうか。

情報漏洩の主な原因を3つに分けてご紹介します。

1. 不正アクセスによる情報漏洩

医療機関において、最も危惧されているのが不正アクセスによる情報漏洩です。

外部からのサイバー攻撃がその一例で、特にランサムウェアなどのマルウェアは深刻な被害をもたらす可能性があります。

また、医療機関の内部関係者が故意に患者情報を持ち出す内部不正も、情報漏洩の大きな原因となります。内部不正は、金銭的な利益や個人的な怨恨など、様々な動機によって起こります。

これらのリスクに対応するためには、アクセス管理の徹底や、従業員へのセキュリティ教育が必要不可欠です。

さらに、定期的なセキュリティ監査により、不正アクセスを早期に発見し、適切な対応をとることが大切です。

2. 物理的な盗難・紛失

電子カルテを取り扱う端末が盗難や紛失に遭遇することも、情報漏洩の一因となります。特にノートパソコンやタブレットなど、持ち運びが容易なデバイスは、盗難や紛失のリスクが高いです。

盗難や紛失のリスクに備えるためには、端末に対する物理的なセキュリティ対策を強化することが重要です。

例えば、施設内での使用を厳格に管理する、端末にはパスワードや生体認証などのセキュリティ機能を設定するなどが考えられます。

また、万が一の事態に備えて、リモートで端末のデータを消去できるシステムを導入することも有効な対策の一つです。

3. システムの脆弱性を突かれた情報漏洩

システム自体の脆弱性を突かれることも、情報漏洩の大きな原因の一つです。

電子カルテシステムには脆弱性が存在する可能性があります。脆弱性を放置していると、攻撃者が脆弱性を利用して不正にアクセスし、情報を盗み出されてしまうことがあります。

これを防ぐためには、常にシステムを最新の状態に保つことが必要です。また、定期的なセキュリティ評価を実施し、システムの脆弱性を発見し次第、速やかに対策を行うことが求められます。

 電子カルテの情報漏洩の対策

情報漏洩のリスクを減らすためには、具体的な対策を行うことが不可欠です。

それでは、電子カルテを安全に管理するための対策について、開業前や開業中の医療関係者が押さえておくべきポイントを解説します。

権限設定やアクセス管理を行う

電子カルテにおける情報漏洩を防ぐために欠かせないことが、アクセス管理と権限設定です。

電子カルテに含まれる患者情報は、氏名・住所・電話番号・病歴・検査結果・治療内容など、非常に個人情報度の高いものです。

そのため、スタッフの役職や担当業務に応じて、閲覧や編集ができる電子カルテの範囲を正しく設定することが重要です。例えば、受付スタッフは患者の基本情報のみを、医師は診療に関する情報全てを、というように区別すると良いでしょう。

また、二要素認証や多要素認証の導入を検討することで、セキュリティレベルをより高めることができます。

その上で、ログ管理を行い、いつ誰がどの情報にアクセスしたのかを追跡できる体制を整えることが、不正アクセスや内部犯行に対する抑止力となります。

定期的な研修を行い、スタッフのセキュリティ意識を向上させる

電子カルテのセキュリティ対策は、技術だけでなく人の意識にも大きく関係しています。研修を定期的に実施することで、スタッフ全員がセキュリティの重要性を認識し、正しい知識を持つことが重要です。

実際の事例を用いて情報漏洩がもたらす影響について学ぶことで、スタッフのセキュリティに対する意識を高めることができます。

さらに、潜在的なリスクを見つけ出し対処するためのシミュレーション研修も効果的です。

例えば、フィッシングメールを模した研修を通じて、スタッフがどの程度警戒心を持っているかを確認し、問題点を解消する機会とします。

このように日々の業務の中でセキュリティを意識する文化を根付かせることが、情報漏洩のリスクを低減させる鍵となります。

最新のセキュリティ技術を導入する

テクノロジーは日々進化しており、それに伴ってセキュリティ技術も常に更新されています。

最新のセキュリティ技術を電子カルテシステムに導入し、定期的なアップデートを行うことは、サイバー攻撃から患者情報を守るために不可欠です。

例えば、入力されたデータを暗号化することで、万が一情報が外部に漏れ出しても、第三者に解読されるリスクを減らせます。また、不正アクセス検知システムを設置することによって、異常なアクセスパターンを検出し、迅速に対応することが可能です。

このように、最新技術の導入とアップデートによって、電子カルテのセキュリティを強化することで、情報漏洩のリスクを最小限に抑えることができるのです。

 電子カルテに関するご相談はポップ・クリエイションへ!

今回は電子カルテのセキュリティについて詳しくご紹介しました。

電子カルテは正しく扱わないと、情報漏洩の原因となります。

情報漏洩を防ぐためには適切な対策を実施することが必要ですが、なかなか自分たちだけでは難しいでしょう。

ポップ・クリエイションでは、高度なセキュリティ対策と万全のサポート体制で、あなたの医療施設の情報管理をお手伝いします。

電子カルテの導入をご検討中の方は、まずはお気軽にご相談ください。


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