2021年10月20日より、医療機関・薬局において医療保険の資格確認がオンラインで可能になります。
オンライン資格確認を導入すると、マイナンバーカードのICチップまたは健康保険証の記号番号などによりオンラインによる医療保険の資格情報の確認ができるようになります。
2021年3月31日までに「顔認証付きカードリーダー」を申し込んだ医療機関を対象に、
事業費上限額を補助することになりました。以下よりお申し込みをお願いします。
医療機関向けポータルサイトを初めてご利用の方は、まずはアカウント登録してお進みください。
オンライン資格確認とは
患者様が持参したマイナンバーカードのICチップや健康保険証の記号番号などにより、オンラインで資格確認を行うことができる新制度です。従来の資格確認の方法は、患者の健康保険証を受け取り「記号・番号・氏名・生年月日・住所」などを医療機関システムに入力する、というものでしたが、この新制度では「入力の手間」「資格過誤」「患者様の待ち時間」などの軽減・解消が可能となります。
医療機関のメリット
- 保険証の入力作業が軽減される
受付にマイナンバーカードを使えば、自動的に最新の保険資格を医療機関システムに取り込むことができます。
従来の保険証による入力も可能ですが、これまでと違い、最小限の入力で済みますので事務手続きが大幅に簡素化され、コスト縮減が見込まれます。 - 資格過誤によるレセプト返戻作業の削減
受付の際に、患者様の保険資格がその場で確認できるようになるので、資格過誤によるレセプト返戻を防ぐことが可能となります。 - 来院前に保険資格の確認ができる
診療予約をされている患者様の保険資格の有無や保険情報の変更などを、事前に確認することが可能となります。 - 限度額適用認定証等の連携
- 薬剤情報・特定健診情報の閲覧(災害時含む)
患者様のメリット
- マイナンバーカードでの受診が可能
保険証の事前確認や、受付が自動化されることにより、待ち時間や手続き等が解消されます。 - データに基づく診療や薬の処方が受けられる
患者様の同意を得た上で、有資格者(医師、歯科医師、薬剤師等)による薬剤情報・特定健診情報が可能になるため、正確な診療や薬の処方が受けられるようになります。 - 限度額適用認定証等の連携ができる
患者様の同意を得た上で、限度額適用認定証などの情報を得られるので、医療費の立て替えなどが不要になります。 - 転職などによる保険証が無い期間も受信できる
- マイナポータルでの薬や特定健診の情報がいつでも閲覧できる
- e-Taxによる確定申告が楽になる。
補助金の対象
- 顔認証付きカードリーダー無料配布 ※医療情報化支援機器による無償配布・補助となります。
- それ以外の費用
- オンライン資格確認の導入に必要となる資格確認端末の購入・導入
- レセプトコンピュータ、電子カルテシステムなどのアプリケーションに組み込むパッケージソフトの購入・導入
- オンライン資格確認に必要となるオンライン請求回線の導入、既存のオンライン請求回線の増強
- オンライン資格確認の導入に必要となるレセプトコンピュータ、電子カルテシステムなどの既存システムの改修など
※運用保守費用は、保証対象外となります。
顔認証付きカードリーダー
- 富士通「Caora」(PD-CA01)
- パナソニック顔認証付き
カードリーダー
(XC-STFR1J-MN) - アルメックス
Sma-paマイナタッチ
CPS-100W(ホワイト) - キャノン
Hi-CARA
UFT-S190S(NU)
導入スケジュール
当社にて、全ての工程において全面的にサポートさせていただきます。お早めにご相談ください。
- 医療機関・薬局様
- 当社ポップ・クリエイション
- アカウント登録・顔認証付きカードリーダの申し込み
- ポップ・クリエイションへのご相談
- 補助金申請
- 利用申請
- 機器類・回線の準備
- 機器設置設定
- 運用テスト
- 運用開始
運用開始まで約6ヶ月間
ご確認事項
電子証明書をご準備ください。
既にオンライン請求等で電子証明書をお持ちの医療機関様は、そちらをご準備下さい。
お持ちでいない医療機関様は、医療機関等向けポータルサイトの「オンライン資格確認利用申請電子証明書発行申請はコチラ」より、お手続きが可能です。
又は、オンライン請求実施時の「電子証明書ダウンロードサイト」からも可能です。
別途、医療機関様の配線状況により、LAN工事が必要となる場合がございます。